投資なのに非課税?つみたてNISA(積立NISA)のアレコレ

2019.03.252019.03.16

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投資なのに非課税?つみたてNISA(積立NISA)のアレコレ

2018年1月より「つみたてNISA」がスタートしました。

つみたてNISAは、特にこれまで金融商品の購入経験がない方にとって、将来に向けた資産形成を考えるきっかけになる制度と考えています。

しかし、こうした制度を活用するためには、ルールをしっかり理解し、その上であなたに適したものかどうか判断する必要があります。

この記事では、つみたてNISAのポイントと注意点を中心にまとめており、どんな人につみたてNISAがおすすめなのかをご紹介しています。

投資は自己責任です。

他の人から聞いた話をそのまま鵜呑みにするのではなく、情報を得た上でご自身で判断していきましょう。

「つみたてNISA」の6つのポイント


まずは、つみたてNISAの6つのポイントについて確認してみましょう。

運用益や配当金が全額非課税になる

投資信託などの運用益や配当金は通常20.315%の税金がかかってきますが、つみたてNISA専用口座で購入したものはすべて非課税となります。
  

1年間の非課税枠は40万円

つみたてNISAの非課税枠は上限が決まっており、1年間の非課税枠は年間最大40万円(月々3万円程度)となっています。

非課税期間は2037年まで

つみたてNISAの非課税期間は2037年までとなっています。

よくある勘違いが、「つみたてNISAの非課税期間は20年間」と思われているかもしれませんが、これはつみたてNISA開始の2018年に始めた場合の話です。

例えば、2030年につみたてNISAを開始した場合は、2030年〜2037年までの8年間しか非課税期間を活用できないことになります。

投資対象商品は一部の投資信託・ETF(上場投資信託)

つみたてNISAの対象商品は選定基準があります。

基本的には「手数料が低水準で、頻繁に分配金を出さずに効率的に資産形成ができるもの」に限定されています。

これは、長期運用に適した商品のみを扱うため金融庁が審査しています。

投資方法は定期的な「積み立て」のみ

つみたてNISAは、名前の通り「積み立て」に限定したNISAです。

購入方法は、「毎月(毎日)〇円購入」という購入方法に限られています。

いつでも資金を引き出せる

同じような制度としてiDeCo(イデコ )があります。

iDeCo(イデコ )は、原則60歳まで引き出しができませんが、つみたてNISAでは途中解約・引き出しが可能です。

「つみたてNISA」の5つの注意点

つみたてNISAの活用にも注意点があります。

NISA口座との併用はできない

つみたてNISA口座かNISA口座のどちらかしか開設することはできません。(切り替えは可能)

非課税対象は新規購入の商品のみ

すでに通常口座で運用中の商品をつみたてNISA口座に移管することはできません。

非課税枠の再利用・繰り越しは不可能

つみたてNISA口座内で購入した商品を売却しても、売却した分の非課税枠を再利用することはできません。

また、年間の非課税枠40万円を使い切れなくても、その未使用分を来年に持ち越すことはできません。

損益通算ができない

損益通算とは、損失と利益を相殺し節税ができる制度です。

例えば通常口座で利益が発生し、つみたてNISA口座で損失が発生しても、つみたてNISA口座は別枠として扱われ、損益通算することができません。

時期を見計らってのスポット購入はできない

購入方法は積み立てのみに限られているため、自分で購入時期を見計らって大量に購入することはできません。

こんな人に「つみたてNISA」はおすすめ!

つみたてNISAのポイント・注意点を理解したところで、どのような人におすすめなのか、その活用法と合わせてご紹介します。

住宅資金や教育資金を貯めたい

つみたてNISAは途中解約もできるので、状況に合わせてその使用用途を自由に決められます。

将来必要になってくる住宅資金や教育資金のための貯蓄の一部を、つみたてNISAに回してみるのはいかがでしょうか?

投資資金が少ない

少額から始められて途中解約もできる、という点から少ない投資資金から始めることができます。

最初はつみたてNISAで運用を開始して、資金に余裕ができたら非課税枠が年間120万円のNISAに切り替えて積極的な運用をする、という方法も利用できます。

資金を減らしたくない

「資産を減らさず、安定的に運用をしたい」という方には「インデックスファンド」で運用することをおすすめします。

インデックスファンドとは、日経平均やTOPIXなどの市場平均に連動する商品です。

値動きは安定的で運用コストも安いので、安定的な運用に適しています。

 

まとめ:活用のコツは「続けること」です

これまで、つみたてNISAについてご紹介してきましたが、一番大事なことがあります。

それは「続けること」です!

積み立て投資は、相場の値動きに関わらず、毎月一定金額の投資の継続が重要です。

そうすることで、分散投資やドルコスト平均法の効果が働き、投資期間が長期間になるほど資産形成の効果が上がります。

目先の値動きは考えずにコツコツ積み立てを継続することが、つみたてNISA活用の秘訣となります。

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