格安SIMのメリットは通信料を安く資料する事が出来るので、月々のスマートフォンの料金が、大手携帯会社よりも格段に安くなる事ですよね。
しかし、その裏には、大手携帯会社には存在する、通話をいくらしても同じ料金の通話料が定額制のプランが存在しません。
これは、毎日何時間も通話をする人にとっては、この通話定額制が無いのは非常に痛いポイントになるのではないでしょうか?
では、通話定額制を今迄多いに使用して来た人は、格安SIM1台を使用するのと、通話定額制のある大手携帯会社と2台持ちにするのとどちらがオトクなのでしょうか?
ここでは、5分以内かけ放題のプランでは無く、通話に制限の無い、通話定額制のかけ放題の方について見てみましょう。
そもそものシステム

又、どうしてかけ放題が存在しないのか、あなたは知っていますか?
殆どの人が知らずにただオトクだから使っているのではないでしょうか?
まずは、そもそものシステムを理解する事からスタートしましょう。
格安SIMの仕組み
大手携帯会社では、月々のスマートフォン料金が5000円を下回る事は不可能に近いですよね。
しかし、格安SIMは、最低ではワンコインの500円から所有する事が出来るのです。
- 回線をレンタルしているから
実はキャリア回線に秘密がありました。
スマートフォンをユーザーが所有する為には、キャリア回線を通じなければ使用する事は出来ません。
そのキャリア回線には多額の設備投資が必要となります。
大手携帯会社は自分達でそのキャリア回線を所有しているので、その維持費や設備投資をユーザーが負担している事になるのです。
しかし、格安SIMは自分達独自で回線を持っておらず、大手携帯会社のキャリア回線をレンタルして使わせて貰う様にしているのです。
この事から、ユーザーが負担するモノが少なくなり、格安という規格外の料金で毎月スマートフォンを所有する事が出来るのです。
格安SIMにかけ放題が無い理由
格安SIMにだって、5分以内は通話が定額制でかける事が出来たり、10分以内ならば通話が定額制というプランはありますよね。
ですが、電話がかけ放題というプランは存在しません。
それはどうしてでしょうか?
- ユーザーの数が少ないから
- 格安という売りが出来なくなってしまうから
大手携帯会社は沢山のユーザーがいます。
その中で通話を沢山行う人、少ししか行わない人、両方いると思いますが、沢山通話を行う人の通話料は実は少ししか通話を行わない人が負担している形になるのです。
つまり、プラスマイナス0の状態なのです。
しかし格安SIMはユーザーが少ないですから、全員が全員、かけ放題にしなければならなくなったとしても、多く通話をする人の分を通話が少ない人が補う事も困難なのです。
それに、格安SIMは料金が安いという事が大きな売りとなっています。
しかし、全員が全員通話料を定額制にしなければならなくなったら、勿論通話料の定額がプラスされて行くので、その分料金が上がってしまいます。
結果的には、格安SIMが格安では無くなってしまうのです。
この事から、格安SIMには定額制が存在しないのです。
格安SIM単体と2台持ちの比較

大手携帯会社のかけ放題と2台持ちにするのか、それとも、格安SIMだけ単体で持つのか、どちらが良いのか、考えてみましょう。
2台持ちの場合
大手携帯会社のかけ放題を使用し、格安SIMも使用する場合は2台持ちになるのは絶対条件となります。
- 大手携帯会社のかけ放題の金額は約3000円
大手携帯会社のかけ放題だけにした場合は毎月約3000円を大手携帯会社には支払う事になります。
それに加え、格安SIMを使用した場合は、格安SIMに電話番号等を持たずに通信だけにした場合は最安で500円から使用する事が出来ます。
2台持って、最安からで約3500円になるのです。
勿論、通信料が多い人は金額もどんどん上がって行ってしまうので、一番安くて4000円におつりがくると考える事が適切ではないでしょうか?
これは、大手携帯会社のスマートフォンを1台持ち、尚且つ、通信料を極限まで下げた場合だと、1000円位しか変わらない状態になり、あまりお得感を味わう事が出来ないかもしれませんね。
10分以内かけ放題を利用
大手携帯会社のかけ放題を持たずに、格安SIM1台だけで、通話料の事も考えてスマートフォンを所有するのであれば、10分以内のかけ放題のプランに加入する事をオススメします。
- 30秒20円
格安SIMは、基本的には、30秒に20円。1分間毎には、40円通話料がかかる形になってしまいます。
それを、10分以内のかけ放題プランに加入しておけば、11分からの料金だけが加算される形になります。
Y!mobileの場合は、元々3ギガの通信料がついて来ているので、少し高く感じがちですが、格安SIMと大手携帯会社の携帯電話との2台持ちに考えた場合でも、同じ条件で、1000円は安くなります。
という事は、ひと月に25分オーバーしなければ、格安SIM1台の時の方が2台持ちよりも安くなりますね。
mineoや、10分以内のかけ放題にプラスして自分の使う分の通信料を加算して支払う形になります。
Y!mobileと同様で、3ギガとした場合、2450円で済むのです。
そうすると、2台持ちと同じ条件で持った場合、約1500円安くなるので、ひと月に37分オーバーしなければ、2台持ちの際よりも安くスマートフォンを所有する事が出来ます。
通話量が多いと言っても、1回の通話が10分以内で終了する場合が殆どの場合は、2台持ちよりも、格安SIMを1台持つ方が低価格で済む事が分かりましたね。
まとめ
長時間通話を行うと言っても、LINEのアプリで無料通話を使っての通話を行ったりすれば、通話料は必要無くなりますよね。
どうしても電話番号での通話を行わなければならないビジネスの場面だけならば10分以内で通話が終わったり、会社の固定電話から通話を行ったりと出来るのではないでしょうか?
2台スマートフォンや携帯電話をも持ち歩くのは不便ですし、結果的に格安SIMを1台持つよりも値段は上がってしまいます。
10分以内の通話で殆どが終わる場合は、格安SIM1台持ちの方が絶対にオトクですよ。
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