格安SIMは月々の支払いがクレジットカードに限定されている会社がほとんどです。
クレジットカードがなければ格安SIMに申し込むことはできないのでしょうか?
クレジットカードを持っていない人にもおすすめできる格安SIMの会社は存在します。
クレジットカード以外での支払いが可能な格安SIMの会社をご紹介します。
格安SIMとクレジットの関係

格安SIMの会社はどうしてクレジットカード払いばかりで口座振替ができない格安SIMが多いのか。
格安SIMの仕組みとクレジットカードとの関係から調べてみましょう。
格安SIMの値段の秘密
格安SIMはなぜ大手携帯会社の半分以下の料金で使うことができるのか考えたことはありませんか?
スマートフォンを利用するにはキャリア回線を通さなければならないのですが、このキャリア回線に実は秘密がありました。
- 格安SIMの会社はキャリア回線を独自で持っていない
- 大手携帯会社のキャリア回線をレンタルさせてもらっている
大手携帯会社はそれぞれキャリア回線を所有していますが、格安SIMの会社は回線を所有しておらず、レンタル料金を支払い大手携帯会社からレンタルしています。
ここで、まずは維持費の節約が行われている訳ですが、もう一つ秘密があります。
- 人件費も節約している
大手携帯会社は多くの店舗を持っていますが、格安SIMの会社はごく少数の店舗の他は全てオンラインでのやり取りを中心としています。
ここで人件費を節約すること、大手携帯会社よりもスマートフォンの料金を下げることができているのです。
支払いがクレジット払いが多いのはどうして?
ではどうして格安SIMは支払いがクレジットの場合が多いのでしょうか。
でも、ここでも格安独特の理由が存在するのです。
- 未納は格安SIMにとって死活問題だから
月々の通信費が未納でスマートフォンを止められたという話、学生の時などに周りで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際、通信費の未納というケースは多くあります。
大手携帯会社はユーザーが多い分すぐに死活問題とならなくても、格安SIMの会社はどうでしょうか?
元々ユーザーは多くないうえに、格安ということで利益も多くありません。
そんな格安SIMの会社で未納が多数発生したら、その格安SIMの会社にとっては死活問題。
最悪の場合廃業へと追い込まれてしまいます。
支払いの未納を減らすため、滞納者への請求のコストを減らすために、格安SIMはクレジット払いを中心とした請求をしているのです。
クレジット払い以外でできる格安SIM

クレジット払いの理由はわかったけれど、「クレジットカードを持っていないから格安SIMを契約できないなんて困る」というのも今から契約する人の率直な意見ですよね。
ここではクレジット以外の支払い方法ができる格安SIMの会社を紹介します。
口座振替が可能な格安SIM
クレジット払いよりも口座振替が楽だし安心という人は、特に年配の方に多いのではないでしょうか?
格安SIMにも口座振替があることをご存知でしたか?
ここでは口座振替が可能な格安SIMだけを紹介しますね。
もしもシークスもOCNモバイルも、口座振替にするためには窓口への連絡が必要であったり、もしもシークスの場合は6000円の保証金を預ける必要がありますが、クレジットカードをわざわざ作らなくても保証金で口座振替が可能になるのであれば簡単だと思いませんか?
BIGLOBE SIMはちょっと特殊で、通話プランになるとクレジットカード払いのみになってしまいますが、通信量のみの使用であれば口座振替が可能ですよ。
もし無条件で口座振替にしたいという方は、インターリンクLTE SIMがおすすめですよ。
まとめ
格安SIMの会社がクレジット払いがメインな理由は、未払いを防ぐためだとわかりましたね。mineoやUQモバイルといった多く耳にする格安SIMのスマートフォンには口座振替はなかなか存在しませんが、もしもシークス等の格安SIMには少しずつ口座振替やクレジットカードと異なるデビットカードも使用できることが少しずつ増えてきました。
月々の支払をクレジットカードにできないという人は、口座振替のできる格安SIMの会社を選択し、変更すると良いかもしれませんね。