とても値動きが激しい仮想通貨。
「いつ買えばいいの? いつ売ればいいの?」
仮想通貨を始めたばかりだと、そのタイミングがさっぱりわからず悩むことでしょう。
しかしその悩みも、少しは解消できるようになるかもしれません!
↓仮想通貨についてもっと詳しく知りたい方は下記のページもチェックしてみてください!
03.28
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稼ぐ
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値動きをチャートで知ろう

投資をしていく上で、ぜひ覚えておきたいものが「チャート」です。
これは投資対象の値動きをリアルタイムで見られるようにしたもので、株やFXでも使われています。
「今日は短時間でものすごく値上がりしてる!」
「1ヶ月前に比べてこんなに値が下がったのか……」
チャートを知っていれば、そんなことがわかるようになります。
仮想通貨のチャートは、口座を開設している取引所やランキングサイトなどで見ることができます。
さっそくチャートの画面を開きながら、基本を学んでいきましょう。
チャートの基本、ローソク足

チャートを構成するもので、一番の基本と言えるのが「ローソク足」です。
チャートを見てみると、四角形が横に並んでいるのがわかると思います。
それはまるでローソクのようにいろんな長さがあり、上下にちょこんと芯のようなものが出ていますよね。
これがローソク足という名称の由来で、本体の四角形が「柱」、上下の芯のようなものを「上ヒゲ」「下ヒゲ」と言います。
ローソク足で何がわかる?
ここで知っておくべき投資用語が4つあります。
「始値」「終値」「高値」「安値」です。
夜の株価のニュースで「終値は○○円」と言っているのを、よく聞くと思います。
例として、10:00から11:00の1時間で考えてみましょう。
- 始値:始まりの時(10:00)の価値
- 終値:終わりの時(11:00)の価値
- 高値:1時間の中で、もっとも高かった時の価値
- 安値:1時間の中で、もっとも安かった時の価値
ローソク足を見れば、この4つの値がまとめてわかるようになるのです。
陽線と陰線
ローソク足は青色と赤色の2種類があります。
※青色が緑色のこともありますが、ここでは青で統一します。
この2つには別々の名前があって、一方を「陽線」、もう一方を「陰線」と言います。
一般的には、青色が陽線で赤色が陰線です。
※取引所によっては色が逆になっている場合もあるので、注意して見てください。
陽線はいかにもポジティブで、陰線はネガティブな感じですよね。
陽線は一定時間の間に、価値が上昇したことを示しています。 反対に陰線は下落したことを示しています。陽線の場合、見方は以下のようになります。
- 始値:柱の一番下の部分
- 終値:柱の一番上の部分
- 高値:上ヒゲの先端
- 安値:下ヒゲの先端
陰線の場合、見方は以下のようになります。
- 始値:柱の一番上の部分
- 終値:柱の一番下の部分
- 高値:上ヒゲの先端
- 安値:下ヒゲの先端
陽線と陰線の長さも大事
ローソク足の中には、柱がとても長くなっているものがあります。
これを「大陽線」「大陰線」と呼びます。
大きくプラスになっていれば大陽線。 大きくマイナスになっていれば大陰線。大陽線や大陰線がたくさんあれば、値動きが激しい仮想通貨だということがわかるわけですね。
逆にとても短いローソク足もあり、「小陽線」「小陰線」と呼びます。
これらがあれば、そのときは比較的穏やかだったということです。
時間足を操作してみよう

ローソク足の見方、基本的なところは押さえられたと思います。
次はチャート画面を、見るだけでなく操作してみましょう。
そうすることで、状況に応じた最適な見方ができるようになるのです。
チャート画面でもっとも頻繁に操作するのが「時間足」です。
一定時間での動きがわかる!
時間足はローソク足を一定の時間で区切ったものです。
みなさんが見ているチャートにも「5分足」「10分足」「1時間足」などの表記があり、選択することで切り替えられると思います。
5分足なら、5分ごとにローソク足が区切られています。
取引所やサイトによって切り替えられる時間足は異なりますが、おおむねもっとも短いのが1分足、もっとも長いのが月足になります。
時間が短ければ短期的に、長ければ中長期的に、その仮想通貨の流れを判断できるというわけです。
状況に応じた時間足の使い分け
仮想通貨は価格変動が激しくなることが多いので、基本的には短めの時間足にしておくのがよいでしょう。
特にしっかりパソコンに張り付いて取引する場合は、30分以内の時間足が適切かと思います。
しかし長めにするほうがよい場合もあります。たとえば朝起きて最初にチャートを見るなら、寝ている間にどれくらいの動きがあったか知りたいですよね。
この場合だと5分足や10分足では短すぎますので、1時間あたりが適当です。
今日初めて仮想通貨の取引をする! という人は、まずはもっと長めの時間足にして見てみましょう。
そうすることで、その仮想通貨が長い時間をかけてどのような動きをしてきたかがわかります。
月足だと1ヶ月間を1本のローソク足で見ることになりますが、こうなると誕生時までさかのぼることもできます。
最初はほとんど値がついていなかったのに、やがて何十倍、何百倍もの価値になったことがわかって、面白いですよ。
トレンドラインで流れを読もう!

チャートにはローソク足の他に、トレンドラインというものがあります。
画面をよく見てみると、折れ線グラフのようなものがいくつか表示されているはずです。
これがトレンドラインで、その仮想通貨の流れを読むのにとても役立つのです。
移動平均線
トレンドラインの中でも、直感的にわかりやすいのが「移動平均線」です。
これは文字通り、一定期間における価格の平均値を結んだ線です。
移動平均線には「5日線」「25日線」「75日線」などがあります。
5日線なら、今日以前の5日間の価格の平均値を結んだ線、ということになります。
ローソク足のように細かい時間の値動きはわかりませんが、大まかな流れを見るのに適しています。
これによって今は買い時、売り時というのが何となく掴めるわけですね。
ゴールデンクロスとデッドクロス
投資のプロは、トレンドラインを活用してさまざまな分析をしています。
しかし仮想通貨を始めたばかりなら、あまり難しいことを覚える必要はありません。
そこで今回はもっともわかりやすく基本と言われる「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」について説明していきましょう。
ではチャート画面を見てください。
注目するのは、線が大きく上下している5日線と、比較的ゆるやかな25日線、この2つのラインです。
この2つの線が交わっている、クロスしているところはないでしょうか?
もし5日線が25日線を「下から上に抜けている」なら、それがゴールデンクロスです。
反対に5日線が25日線を「上から下に抜けている」なら、デッドクロスです。
短期線(5日線)は長期線(25日線)よりも、リアルタイムに近い値動きを示しています。
つまり、短期線が長期線を越えるゴールデンクロス(黄金の交差)は、値上がりが期待できる絶好の買い時ということなのです。
逆に短期線が長期線の下に潜るようなデッドクロス(死の交差)は、値下がりが予想される絶好の売り時ということです。
チャートを理解するのが利益を出す第一歩
ローソク足、時間足、移動平均線。こんな言葉からして、仮想通貨のチャートは一見とっつきにくくて難しそうです。
しかし、慣れてくるとだんだん面白くなってきます。
そしてチャートを読める人と読めない人では、出せる利益に大きな違いが出てきます。
特に最後に説明した、
ゴールデンクロスは買いのサイン。デッドクロスは売りのサイン。
仮想通貨をやるなら、これだけはぜひとも覚えておきましょう!